はともり親子の会では、年に数回土ねんどあそびの日を設けています。
使用するのは、テラコッタ粘土。陶芸に使われる土ねんどです。
はじめは手が汚れるのが気になって触れないお子さんもいますが、大きな塊を抱えて思い切り床に落としたり、上に乗ってぐいぐい踏んだりしているうちに、汚れなど忘れて夢中になって遊んでいることも多いもの。
思い切り踏みつぶす・積み上げるといったダイナミックな遊び方をする子がいたかと思えば、小さな雪だるまを作り、さらに小さな椅子とテーブル、ベッドにキッチンと繊細な世界を作っていく子、大きな海に魚や海賊船を泳がせる子、お料理を並べてお店を始める子…
ものを作るときに心地良く感じるサイズ感は、人それぞれだと思います。細かい表現が好きで得意な子がいれば、力強く思い切った表現が魅力的な子もいます。
素材によってはそのような特性がうまく発揮される場合、逆に発揮されない場合がありますが、多様な感性をもれなく受け止め、自由な発想を広げてくれるのは、土ねんどならではの魅力だと感じます。
幼稚園の時以来さわったことが無い、という大人の方にも、ぜひ触れてもらいたい素材です。
#活動紹介
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